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理事長・校長日記キャリア部

日本人はマンガの高いリテラシーを持っている!~京都精華大学マンガ学部吉村先生講義~

今日は情報デザインコース1年生を対象に「マンガ講座」(by京都精華大学マンガ学部の吉村副学長)を行いました。

マンガは日本が世界に誇る文化で、京都精華大学マンガ学部は世界中から留学生が集まる人気学部です。

そんな京都精華大学の吉村先生に、例年は本校にお越し頂いて講座を実施していますが、今年はコロナウイルスの影響があり、吉村先生のいらっしゃる京都と本校教室をZoomでつないでの講義になりました。

吉村先生は講義の中で

「マンガは本当は、簡単に読むことのできるものではありません。

それにも関わらず、日本で育った私たちは小さな頃からの慣習で当たり前のようにマンガの読み方を知っていて、マンガリテラシーが身に付いているんです。」

ということを、具体的にドラえもんやクレヨンしんちゃん、少女漫画などを見せてくださりながら説明してくださいました。

また、今年は本当は東京オリンピックが開催される予定だったので、IOCがスイス・ジュネーブでオリンピック開催国の展示を行うことになっていて、「日本のスポーツまんが展」が企画されていたものの、それが中止になってしまったというお話もうかがいました。(その展覧会の企画に吉村先生が関わっていらしたことから、なんと生徒たちはそのエッセンスのお話を聞かせて頂いたのです!贅沢です!)

 

Zoomを通して生徒たちの反応がしっかり吉村先生に伝わるかなと思っていましたが、2時間連続の間の休憩時間にも生徒たちがずっと吉村先生とマンガ談義で盛り上がっていました!(楽しそうでしたね)

 

 

吉村先生、お忙しい中、貴重な機会を作ってくださいまして、誠にありがとうございました。