ご挨拶

「自分らしく」自由に 幸せに生きながら、社会に貢献する女性へ

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理事長・校長 髙木 暁子

ビジネスパーソンとしての職務経験や海外留学経験をふまえて

理事長・校長として生徒・教育に向き合っています。

慶應義塾大学経済学部卒業後、

トヨタ自動車株式会社、日本ロレアル株式会社にて

マーケティングの仕事に携わった後、

ロンドンビジネススクールにてMBA取得(経営学修士)。

2009年度より学校法人 高木学園理事長を務め、

2022年度より英理女子学院高等学校校長を兼務。

みなさんは、この先の人生をどのように生きていきたいと思っていますか?

ご自身の「好きなこと」や「得意なこと」を活かして、世の中に少しでも貢献しながら生きたいと思う方が、多いのではないでしょうか。

英理女子学院高等学校は、みなさん一人ひとりが持っている力を開花させ、世の中のさまざまな分野に貢献できるようになる学校です。

本校で3年間学ぶことで、みなさん自身が幸せな人生を生きることができるようになり、同時にみなさんが世の中を豊かにする女性にもなることができます。

そのような女性になるためには、高校生の時から、自分自身のことをよく理解して、社会のこと・大学で学べることなどについても、詳しく知っていることが大切です。

私自身も、みなさんより少し先に・長く生きている、みなさんと同じ女性ですが、

  • 高校生という自分の人生の方向性を決めるタイミングで、もっと自分自身についてしっかり考え・発見する機会があれば良かった
  • そうした自分への理解をふまえて、進路(大学・学部など~就職先)を決定すれば良かった
  • 女性の人生には、進学~就職~結婚・出産・育児~仕事と家庭の両立~介護などの様々な「意思決定」が必要なのに、それに対して高校生のうちから理解して、あらかじめ考えておく機会があれば良かった

など、高校生の間に自分を理解すること、それに基づいて進路を選ぶこと、女性の人生について考えることの重要性を強く感じてきました。

まさに、高校時代は、人生の「大きなわかれ道」なのです。ですが、そうしたことを考える機会が、私自身の若い時にはあまりありませんでした。

英理女子学院高等学校は、私の曾祖母である創立者・髙木君先生が設立した「学校法人 高木学園」が母体です。髙木君先生は、明治時代の世の中でも、女性が

信頼し得る婦人 実際に役立つ婦人

となるために、この学校を創立しました。そして、英理女子学院高等学校と校名を変えた今もなお、私たちの学校はこの創立の理念を非常に大切にしています。

大きく変化する令和時代を生きるみなさん、ご自身の才能を活かして、楽しく人生を生きてください。そのようにみなさんが生きていくことは結果的に、社会で役立つ・社会に貢献する女性になることにつながります。

そのためには、上記のような「自分自身について理解すること」「自分自身の特性・才能に基づいて進路を自らの意思で選択すること」「女性の人生について理解を深めること」がとても大切です。英理女子学院高等学校では、こうした女性のためのキャリア教育プログラムに重点をおいています。

みなさんが自分らしく社会に貢献することで、世界の未来を明るくする、それを可能にするのは、英理女子学院高等学校での3年間です。

本校でお目にかかることを、楽しみにしています。