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理事長・校長日記iグローバル部

生徒が成長した感動の瞬間!

昨日はStanford University SPICEと協働で開催しているStanford e-Eiriの第4回目のセッションに2年生が参加しました。

Stanford e-Eiriが始まって2か月。

この講座は全て英語の75分のセッションです。毎回担当するチームの生徒たちが英語で約20分のSDGs(Sustainable Development Goals)に関するプレゼンテーションを行い、先生からは英語で質問が飛んできて、全ての生徒たちが英語でディスカッションを行う、というアメリカの大学の講義とほぼ変わらない形で講座が進んでいきます。

日本育ちの生徒たちは 初回のセッションでOverwhelmed & Devastated(圧倒され、打ちのめされた)といった感じで、英語で先生から問いかけられたことにすぐに回答することなどは当然できずに、苦しそうでした。

私はそのような彼女たちの姿を見ていたので、この先どうなるかなぁと思っていました。とはいえ、大学4年の時に初めてアメリカの大学に留学したときの苦しさを経験している身としては、彼女たちの状態になる気持ちもよく分かってはいました。

 

昨日は4回目のセッションとなり、SDGs Goalの10番 ”Reduced Inequality” (人や国の不平等をなくそう)を扱いました。

 

 

 

プレゼンテーションを担当した生徒たちも、かなり努力のあとが見られて、はきはきと英語でプレゼンテーションができるようになってきました。そして、それ以外の生徒たちも、英語で質問されたことに対して英語での答えられるようになってきていました・・・!英語でまだたどたどしい部分も多くありますが、”なんとか英語で発言しよう”という明確な意思が見えてくるようになりました。

これは、私にとって非常に感動する瞬間でした。誰でもがんばればできる!ということを確信させてくれました。

初回のセッションの後に、生徒たちに伝えたのは

間違えてもいい、とにかく挑戦してみよう!

というスピリット(精神)。とにかくあれこれ恐れず、まずはチャレンジをつづけましょう。きっと半年で大きく力がつくのを感じられると思います。