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サンフランシスコの女子校Castilleja Schoolとオンライン交流

今年で開催2年目を迎えるStanford University SPICE(Stanford Program for International and Cross-Cultural Education)との協働オリジナル講座”Stanford e-Eiri”の最終回として、19日土曜日にPalo Altoの名門女子校 Castilleja Schoolとオンライン交流会を行いました。
Castilleja Schoolと本校は非常に共通点も多く、
– 両校の創立が1年違い (Castilleja Schoolは1907年、本校は1908年)
– 女性のEmpowermentのために、女性の創立者によりつくられた
– 今も女性のための教育を行っている
など、どちらの学校の生徒にとっても共通の土台があるのです。
3年前に英理女子学院高等学校iグローバル部を立ち上げた際に、私は「生徒たちに本当にグローバルな経験をして欲しい、世界の名門大学の先生から学ぶ機会を創りたい」との思いを強く持っていました。
当時、スタンフォード大に知ってる方が全くいなかったのですが、”なせば成る”という創立者(曾祖母)の教えだけを頼りにスタンフォード大学とのプログラムをスタートするための試みが始まりました。
 
そして、幸運なことにSPICEの素晴らしい先生方にお話をさせて頂く機会を経て本校とスタンフォード大学SPICEとの協働&オリジナルオンライン講座をスタートさせることになりました。
それだけでも私にとっては「信じられない」という気持ちでしたが、まさかさらにサンフランシスコで同じく女性の活躍のために素晴らしい教育をされている女子校の生徒さんたちと交流が始まることになるとは、3年前には夢にも思っていませんでした。
今回の交流では、両校の生徒たち全員が、個性のきらめくZoom Virtual背景を掲げて交流会スタート。充実の2時間となりました。
 
 
両校をつなぐ役割のLiaison生徒たちは、何か月にもわたりオンラインで準備のミーティングを重ねてきました。司会進行も生徒たちが行い、2時間の内容お生徒たちが決定するという生徒主体の交流会でした。非常に大変な部分もあったかと思いますが、終わってみれば満面の笑顔の生徒が
“This is one of my greatest memories in life.”
と発言していました。コロナウイルスの感染のため、両校の行き来は難しいですが、こうしてオンラインであっても確実に高校生同士の友情が育まれました。