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理事長・校長日記理事長・校長日記キャリア部

生徒の提案を実現するには~生徒会役員選挙~

今日は7時間目に生徒会の選挙が行われました。今年の「会長」「副会長」をはじめとする役員を選ぶための選挙です。

 

 

私はある生徒の演説を聞いていて、心に残ることがありました。

「在校生の皆さん、この学校を変えて行きたいと思うことが色々あるかもしれません。そのために私は役員として行動したいと思いますが、生徒の希望を実現していくためには、我々生徒が信頼されていることも大切なことだと思います。」

 

 

私はこの生徒の言葉に頷きました。

というのも、本校の創立者の高木君(たかぎきみ)先生も、同じようなことを1958年(創立50周年)に生徒たちに話しているのです。

「(あなた方は)何んでも自分で研究してみよう、この気持ちでいればどんなことでもわかる。わからなければ先生に聞けばわかる。わかったら自分のものにして実行に移すんです。そうすると実際に役立つ人になる。「ああ、あの子に限る、あの子でなくちゃあ」と信頼される。」

一つ一つの事柄に真摯に向き合って行動すると、信頼を得られる、ということを君先生は話していましたが、今日の演説でステージに立った生徒も同じことを高校生ながら伝えていたように感じます。「あの子(あの子たち)であれば」と、周りの人に感じてもらえるような行動を、常日頃からして行きましょう、ということだと思います。

さあ、今日の選挙を経て選ばれた役員の皆さんが、どのようにこの学校生活をリードしていくのか、楽しみです。