アイデアが生み出せ×課題を解決できる人へ～ビジネスデザインコース～

今日は1学期最後の職員会議を行いました。

8月第2週に「1学期最後の」というのは、異例です。今年はコロナウイルスの感染拡大で1学期のスタートが4月後半となってしまったため、1学期全ての予定が後ろにずれています。

その職員会議の中では、「ビジネスデザインコース」の今後の方向性についてのプレゼンテーションがありました。

大きく変化している社会のニーズに応じる形で、本校のビジネスデザインコースはどこをめざして進むのか

について、商業科としての考えをまとめてもらいました。

「今の会社で必要なことを学ぶコース」として、ズバリ「企業のお医者さん力　×　Next Innovation（今ないものを生み出す力）　×　課題解決力」を育てていくという話は、非常にわかりやすく説得力がありました。

そんな話を聞いた後に、たまたま偶然ですが商業科（今のビジネスデザインコース）の卒業生がたずねてきました。

その卒業生は、今ある企業で勤務しています。もともとはBtoBの会社なのだそうですが、BtoCのビジネスを始めようとしているようで、ある商品を企画して、クラウドファンディングに挑戦しているとのこと。

その卒業生は、このプロジェクトのプロモーション周りをほぼ1人で担当することになったようで、

「どうしたらいいでしょう？」

と、なんと私のところに相談にやって来ました。

まさに、これが今、企業の従業員に求めることです。

「何を、どうすれば良い」という正解は、自分で考える、そして新たなビジネス（商売）・市場を創り出す

卒業生が企業から課されていたのは、まさにこの事でした。

こうした正解のない課題に挑み、自分で解決できるような人を、ビジネスデザインコースだけでなく英理全体で育てて行きたいと思います。