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理事長・校長日記iグローバル部

体験して感じる

先週末にセブ島英語研修から戻ってきた生徒たちに、今週話をする機会がありました。

生徒たちはみんな

「楽しかったです!」

日本語で言っていました。(あれ、一日中英語漬けだったはずが・・・?!おまけにKurt先生にも日本語で話している生徒も・・・。)

生徒たちが、日常の環境を離れてセブ島に出かけて体験してきたこと、そしてフィリピンの先生たちや、さまざまな国から来ている学生さんたちと交流したことを「楽しかった」と感じたことはとても意義があることだと思います。世界に出ていくということは、こういうことなのだと感じられる体験になったと思うからです。日本以外の国に実際に行ってみる・行動してみる・そのうえで感じることの大切さについては、私も常に感じているところなのですが、先週、野球界のスーパースター・イチローさんが「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」で同じことをお話されていましたので、その言葉を引用させて頂きたいと思います。

(以下、イチローさんの言葉)

「いろんなことが情報としてすぐ頭に⼊れられる時代、スマホで調べればいろんなことがわかる時代になりました。世界が近くなったと思えるけど、僕が28歳のときにアメリカに渡って、⼤リーグに挑戦したんですけど、外に出て初めてわかること、調べればもちろん知識としては分かることであっても⾏ってみて初めて分かることがたくさんあって、傷つくこともあったり、楽しいことももちろんある。びっくりすることもいっぱいありました。ただ知識として持っておくのではなくて、体験して感じてほしい。それで⾃分の国、⾃分の育った⽇本という国は素晴らしいってことを外に出てすごく感じたというね、そういう経験をみんなにはしてほしいなと思います。今まで当たり前だったことは決して当たり前ではないということに気づくような、価値観が変わるような体験をしてほしいと思いますね。これはいつものシーズンのメッセージとは違うメッセージなんですけど、28年のプロ野球⽣活を終えて僕が強く感じてることなので、ぜひみんなに覚えていってほしいなと思います。」

(引用終わり)

いつも自らが出かけて行って行動する・体験する、そのことを大切にして欲しいと、改めて思っています。