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理事長・校長日記iグローバル部

「楽しいとき」が学びにつながる -VRで絵を描く!

今日は美術部の生徒たちが午前中からとても面白いことに挑戦していました。

 

 

VR(Virtual Reality)のヘッドセットを使って、3次元の絵を描いていました!

(私もテレビなどでしかVRのヘッドセットを見たことが無かったのですが、実際に生徒たちが絵を描いているところを見て、とても楽しんでいる様子にビックリ!)

 

 

ヘッドセットをつけていない人にとっては、普通の空間なのですが、ヘッドセットをつけるとそこに別の空間が広がっているように見えて、実際に3Dの絵を描いたりすることができるのです。生徒たちはとても驚きながらも大変楽しんでいました。

新しいテクノロジー、と聞くと少し身構えてしまいますが、この「楽しい」ということが、何よりも大切なのだなと感じました。

実は、今ある本を読んでいます。↓若宮正子さんという女性が書かれた本ですが、この若宮さんのことをご存知でしょうか?なんと80歳を過ぎてからiPhone用のアプリを開発されて、アップル社のCEO、Tim Cookさんから表彰された方です。

 

 

60歳の定年まで銀行にお勤めで、その後にパソコンを使い始めた、そして80歳をこえられてからアプリ開発に挑戦!スゴイと心の底から思うのですが、その若宮さんは

「これをやっているときは楽しい」というポイントを興味の種に、枝を伸ばしてみてはいかがでしょう

とおっしゃっています。今日の生徒たちの姿を見ていると、まさにそれが大事なことだと感じます。過剰に「無理、分からない」と反応するのではなく、まずは楽しんでみる、そうすると自然ともっとそのテクノロジーについて知ってみたくなる、それを活用してみたくなると思います。

ということで、私も近々VRデビューするのをワクワクして待っているのです。(ヘッドセットを使うときには、メイクを落とす必要があるとのことで、今日は断念しました!)