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理事長・校長日記iグローバル部

社会で信頼される女性の着こなし

改元に伴う10日間の連休も終わり、「令和」時代が始まりました。皆さんは、この10日をどのように過ごしましたか?今日からまた学校生活がスタートしましたが、生活のリズムを少しずつ通常に戻して行って下さい。

さて、今日は「着こなしセミナー」で松倉デザイナーからお話を聞いたことと思います。制服の着こなしだけに限らず、「服装の意味」について改めて考える良いきっかけになったのではないかと思います。

私も遠い昔(!)は、「服装ってそんなに大事なのかな?」と思っていました。そんな自分でしたが、大人になり企業で仕事をしてみて、また海外の大学院で学んでみて「服装というのは社会で生きて行く上でとても大切だ、自分がどのような人間であるかを象徴するものだ」と痛感しました。

まず、会社で仕事をしていると、責任ある仕事をより多くしている女性の上司は、ほとんど全員(!本当!なのです)ジャケット(上着)を着用していました。化粧品会社のように服装が比較的自由と言われている業界で仕事をしていましたが、やはり責任の重い立場の女性はジャケット姿でした。服装がこのように社会的な役割やその人の印象と大きく関わっているということに驚いたものです。

さらに、大学院でイギリスに留学していた時、学校行事がある度に「Dress Code: Business Casual」などと記載されていたのです。学校の内部の方々のみの集まりでは「Business Casual」あるいは「Casual」と書かれていることが多く、外部の方(企業の方など)とのミーティング、講演会などでは「Business」などと書かれていました。普段はジーンズとTシャツでキャンパスを歩いている学生も、ひとたび企業の方などとお会いする場面では、しっかりスーツ&タイ(男性の場合)、ジャケット(女性の場合)姿でキリっとした印象を演出していました。

日本であれ、海外であれ、松倉デザイナーもおっしゃっていたように「服装は皆さん自身がどのような人であるか」を象徴します。ぜひそのような意識を持ってこれからの人生を歩んで下さい。