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理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部

Do you support “女子枠” or not – Stanford e-Eiri “Gender Gap in STEM fields in Japan”-

昨日はiグローバルコース2年生を対象にした”Stanford e-Eiri”が開催されました。

先月の1回目は、今回講師をつとめて下さる先生(米国在住)がリアルに本校に来てくださいましたが、今回からはオンラインでの開催となります。

今回のテーマはDiversityの一環で”Gender Gap in STEM fields in Japan”‐日本におけるSTEM(理数系)分野の男女差についてでした。近年、理工系の大学・学部で「女子枠」(女性の比率を〇%以上にするための措置をとる)というところも多く出てきていて、メディアなどの報道を目にすることも多いかと思います。

国にとっても企業にとっても、女性個人にとっても、STEM領域に関わる女性を増やすことはメリットがあるということは、日本の場合は特に顕著ですが、一方でFairness(公平性)といかに折り合いをつけるべきなのか。

このテーマを考えるにあたって、アメリカの最高裁がアメリカの大学(入学者選考にあたって、人種を一つの基準としたHarvard UniversityとUnivesrity of North Carolina)に対して下したAffirmative Action禁止の判決の事例についても学びながら、日本の理工系大学・学部の女子枠についていかに考えるかを生徒たちに問うLessonでした。

生徒たちの意見も様々で、

「私は理工系に進学する場合には女子枠を活用したい」 という意見もあれば

「入学後に、あの人は女子枠で入っているという見方をされるようなことは望まないから賛成ではない」

「公平性の面から、男子学生に不利になるので、このような措置に対しては反対」

などの率直な意見を聞くことができました。

日本の現状(STEM領域に女性が少なすぎる状況)を考えると、個人的には、当面の間このような措置があっても良いかと思いますが、ある程度女性が増えていった際には性別にかかわらず・比率などを設けない選考が行われることが望ましいのではないかと考えています。ただ、もちろんこうした問いに対して「こうでなければならない」という唯一の正解があるわけではなく、この授業を通して生徒たちには、世界の多様な課題に対する多角的な視点を身につけて欲しいですし、自分としての考えを理由とともに明確に表明できるようになってほしいと思います。

今回は講師の先生がSTEM分野に関する授業を行ってくださいましたが、次回からは生徒たちが自らが選んだ世界の課題に対する授業を英語で実施します。どのような授業になるのか、楽しみです。