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理事長・校長日記

キャリア・進路について考える

新学期が始まってから10日ほどが過ぎました。今日は歯科検診や避難訓練があり、さらに1年生は「女性として生きていく上でのキャリアを考える講座」を受講し、3年生は卒業後の進路を考えるために数多くの大学の先生方のお話を聞く日でした。

 

その中で、1年生のキャリア講座のほうにお邪魔しました。まずは、学年主任の先生から

「これからの人生をどう生きていくか、キャリアについて考え始めるきっかけにしてください」

とのお話がありました。

 

 

 

 

 

そして、この講座の司会は、昨年もお世話になった女性の方にお願いしました。この方は、ご自身がプログラマー/SEとして起業されながら、このように後輩の女性たちのキャリアについての指導もされている方です。関西弁のテンポ良いお話に、ぐいぐい引き込まれてし

まいます。

 

 

 

 

さらに、何人もの女性の先輩たちが、この講座で皆さんに色々アドバイスをしてくれました。

「高校生の頃にはカンボジアに3年半も住むことになるなんて、思ってもみなかったけれど、人生は色々なことが経験できるんです。」

とのお話。なるほどー、人生って自分次第で切り開くことができるのだなと感じられるお話もうかがいました。

 

 

 

 

みなさんは高校生1年生ですので、今日のテーマだった「どうして働くのか」と考えても、なかなか答えを見つけるのは難しいかもしれません。それでも考えたり、周りの友達と話したりして「お金のために働く」と答えた人ももちろんいるでしょう。また、「自分の好きなことを究めていくため」という人もいると思います。本校の校訓のように「社会の・人の役に立つため」と答えた人もいると思います。

どうして働くのか、どのように働くのか - こうしなくてはいけないという正解はありません。みなさんは自分の人生を「自由に」生きることができます。正解は皆さんの中にあります。他の人がこうだから、ではなく、自分がこう思うからこういうふうに働く、このように生きる - ぜひそのように自分の人生の方向性は自分で決めて、自分で行動して欲しいと思います。みなさんは、そういうことを考え始めることができたのですから、とてもラッキーです。(私などは、高校時代にそんなことを真剣に考えたことはありませんでした。そして大学に入って、就職活動をするころに突然慌て始めたものでした。それでは遅いのです。もっと前から考えておければよかったな、といまだに思っています。)このキャリア講座はこれからまたあと2回続きます。みなさん一人ひとりの人生の方向性・働き方・生き方について - すぐに答えが見つかるわけではないと思います。高校1年生の今から考えはじめることが大切です。これからも、自分の人生(キャリア)について考え続けてみてくださいね。