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理事長・校長日記

先生、英語の発音の練習ずっとしてたんですか?

先ほど廊下を歩いていたときに、3年生の生徒に会いました。その生徒から

「先生、自習室においてあったプリントで読んだんですけど、先生って英語の発音の練習ずっとしてたんですか?」

と突然聞かれました。

生徒の皆さんに読んでもらうプリントに、確かにそのようなことを紹介したような記憶がよみがえってきました。そこで、その話を少し詳しくお話しました。

「そうそう、私、高校時代に、親から”あなたって本当に英語の発音悪いわね”って言われたのが、すごく悔しくて・・・。その時は今みたいにインターネットもなかったし、電子辞書で発音が聞こえるなんて機能もなかったから、発音記号をきちんと読んで発音できるようになれば、発音が良くなるんじゃないか?って思って、もうひたすらその本(発音記号を発音するために、「口の形はどんな形か」の写真まで出ていました)を読みながらCDを聞くっていう生活を、学校の登下校の電車の中でもしていたの。」

と話すと、その彼女は

「え、どの本ですか?知りたい。」

とのことでしたが

「うーん、私もう高校時代から20年以上経っているからなー。あの本、まだ存在するのかなー。」

と話していたのですが、なんと!それらしき本がまだ存在しているようなのです。(ご興味ある方はこちらをご覧ください。)おそらく、もう何度もリニューアルされているのでしょうが、表紙にある口の形の写真!これこれ、と懐かしく感じました。発音記号をきちんと読めて、その記号通りに発音ができるようになると、英語が劇的に「それらしく」発音できるようになりますから、ぜひ試してみてください。

また、英語力アップのためには、英語で制作されている映画を(字幕なしで)繰り返し見ることも大切です。ちなみにその3年生の生徒に

「先生はどんな映画が好きだったんですか?」

と聞かれたので、

「高校時代によく見ていたのは、ハイスクールもののアメリカのドラマかな。」

とお話しました。当時は「ビバリーヒルズ高校白書」というドラマがNHKの教育テレビで放送されていて、これを字幕なしで繰り返し繰り返し(10回以上同じエピソードを見るのです)見ていました。気付くと、かなり英語が聞き取れ、話せるようになっていたというおまけがついてきました。皆さんも、教科書を読んだり問題集を解くだけでなく、自分の好きな分野の映画やテレビ番組などを繰り返し見る・聞くことで楽しみながら英語力アップを目指して下さいね。