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【修学旅行】3日目~長崎の歴史と平和に触れて~
修学旅行もいよいよ後半戦。3日目も天候に恵まれ、清々しい朝を迎えました。
ホテルを8:00に出発し、班別自主行動からスタート。事前に計画したコースに沿って、異国情緒と歴史が調和する長崎の街並みを半日かけて散策しました。
グラバー園や大浦天主堂など、明治の面影を残す洋館や教会を訪れる班、出島で江戸時代の貿易の様子を学ぶ班、眼鏡橋周辺を散策したり、初めての路面電車を楽しんだ班など、それぞれのグループが思い思いに長崎の魅力を満喫しました。
また、ちゃんぽんや角煮まんじゅう、トルコライスなどのご当地グルメを味わい、心もお腹も満たされたようです。計画通りに行動できた班もあれば、集合時間ギリギリに駆け込む班もありましたが、仲間との笑顔あふれる時間が、思い出深い一日となりました。
午後は、平和学習プログラムとして長崎平和公園と原爆資料館を訪れました。
資料館では、当時の街の様子や被爆者の証言、実際に使われていた品々などを通して、戦争の悲惨さを学びました。
その後、被爆体験者の清野さんによる講話を聴講。清野さんは当時8歳で、体験を絵に残しながら、その記憶を後世に伝えておられます。生徒たちは、戦争の現実を「目」と「耳」で受け止め、深く心を動かされた様子でした。
「皆さんの力で、戦争のない世の中を作ってほしい」という清野さんの言葉に、生徒一人ひとりが平和の尊さを改めて感じていました。
修学旅行も、いよいよ明日が最終日。最後まで実りある旅となることを願っています。





