理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部
Society5.0に、どんな授業があったらいい? ~慶應大学経済学部福原ゼミとの授業~
今学期、iグローバル部2年生は「総合的な探究の時間」に、慶應義塾大学経済学部の福原ゼミの福原先生・ゼミ生の皆さんとの協働授業を行っています。
これまでの数回に”Society5.0の社会(AIなどを多く活用した社会)はどのような社会か” “AIと人間はどのような関係になっていくのか”などについて学びました。そのうえで、生徒たちは
「Society 5.0の社会で、このような授業が学校であったらいいな」
と思うものをチームの仲間とディスカッションし、さらにAIを活用してそのディスカッション内容を深めて今日はそのプレゼンを行いました。
AIが発達した社会では
- 倫理・モラルがとても大事になる → そのモラルを人間が学ぶ授業、AIに人(生徒)がモラルを教える授業
- 知識を学ぶよりアイデアの生み出し方を学ぶことのほうが価値が出てくる →あったらいいなのアイデアを実際に考え、実際に形にしていく授業 (これは実際にデザイン思考の授業などとして、欧米の学校や日本の学校でも取り入れられているところもありますね)
- AIについて必要なことを学び、ある一定のレベルをクリアできているかを確認できるようにする → 統一テストを作ってそれに向け学ぶ授業
などを作りたい、という非常に興味深いアイデアが出てきました。
どれもこれからの社会のゆくえとニーズをふまえた提案でしたので、英理でも実際にやって行きたい!と思えるものが多かったです。
学生さんたちも本校生徒たちのアイデアに対して前向きなコメントや質問をしてくださいました。こうして学生さんたちと近い距離で接することができるのは刺激的な良い機会になり、生徒たちも成長の機会を頂いているなと感じます。