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【マレーシア修学旅行】アジアの悠久の時~今を感じる

マレーシア修学旅行2日目。

朝5時50分に街中にとどろくイスラム教のお祈りで否応なく目ざめた生徒たち。(気づかなかったというツワモノもいたようですが・・・)

本日午前中は、マラッカの女子校との交流を行いました。

同年代のアジアに住む女子高生と交流できることは、生徒たちにとってとても楽しい経験になったと思います。アメリカやイギリスの英語を母国語とする生徒たちとの交流とは違って、お互いに英語が「外国語」であり、コミュニケーションのツールとして「英語」を使いました。マレーシアの英語は独特のアクセントがあると感じた生徒もいたようですが、それも文化交流の大切な気付きだと思います。完璧な英語を話すことが大切なのではなく、お互いのコミュニケーションがとれることが大事なのですよね。

さらに、現地の生徒さんたちが「中華系」「インド系」「ババニョニャ系」の舞台(太鼓、舞踊)を披露してくれました。

午後からは、マラッカ市内を見学しました。

オランダ、ポルトガル、イギリスの支配下にあったマラッカはさまざまな文化の影響を今も残す、多国籍な文化圏です。

また、欧米の影響を受けただけでなく、中国からマレー半島に南下してきた男性と現地の女性が結婚して独自の文化を築くということも行われました。「プラナカン」というアジアの有力な人々が生まれ、独特の文化を形成していきました。その中でもとりわけ裕福だった一族の旧邸宅が現在では「ババニョニャ博物館」として一般公開されています。

あらゆるものが「豪華絢爛」で、一同ため息をつきながら見学しました。

と、同時にこうして東南アジアでたくましく・したたかに生きて財を成し、政治力も身に着けた人々が存在するということ、そうした人とも渡り合えるような「胆力」が必要だということも、生徒の皆さんには感じて欲しいのです。

夕方には、マラッカからビジネスの中心地・クアラルンプールに移動しました。

明日はまた文化に、ビジネスに、もりだくさんのプログラムが準備されています!