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「徹底」する2022年

2022年が明けて、もう10日が過ぎました。今日は鏡開きですね。

学校は8日土曜日に始業式を行い、今日から本格的に3学期の授業スタートです。

先週の土曜日には、教職員の皆さんに対して新年のあいさつを致しました。こちらにもその内容の抜粋をご紹介します。


新しい年が皆様、そしてご家族の皆様にとって健康で良い1年となりますようお祈り申し上げます。

年初にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

一昨年から続くコロナ禍が、昨年も長引きました。

その影響で、コロナウイルスが登場する前には当たり前であった学校での教育活動がなかなか思うように進まないことや、制限されることも多く続きました。そのような中でも、先生方には様々工夫を重ねながら、日々生徒たちのためにご尽力をいただき、心よりお礼申し上げます。

2022年、私たちはこれからどのような心意気でこの新しい年に向かっていこうかと考えている年末年始に、私の心を動かした2つの出来事がありました。

一つ目は、紅白歌合戦に68歳の名優!松平健さんが「マツケンサンバ」で登場したことです。実は今週、生徒たちが休み時間などに「マツケンサンバ」を楽しそうに歌っていました。話を聞いてみると、「大ファン!」だそうです。老若男女に大人気のマツケンサンバ。何を隠そうこの私も、マツケンサンバおよび松平健さんのファンです。

なぜ、私も含む多くの人が「マツケンサンバ」に魅了されているのでしょうか。それは、松平健さんのエンターテイナーとしての「徹底」した姿勢に心を打たれているからではないかと私は思っています。

もう一つの出来事は、お正月の箱根駅伝でした。昨年2021年の正月に、強豪・青山学院大学は駒澤大学に敗北してしまいました。ですが、そのチームがふたたび頂点に戻ってきました。

青山学院の原監督が青学の陸上競走部の監督に就任された時、まず最初にとりかかったのが学生たちの生活習慣をきちんとすることを「徹底」したとのことでした。起床5時、門限22時、消灯22時15分、これを「徹底」し、習慣を身体にたたき込んで身体を作り込み、チームの力を高めていったとのことです。

何事かを成し、人の心を動かすには、やはり「徹底」すること、徹底してやり遂げること、その大切さを痛感した年末年始でした。

2022年は英理女子学院の第一フェーズが終了するタイミングでもあり、また今後の第二フェーズを創り始める時期でもあります。これからの社会で、信頼され・役に立ち・活躍できる女性を育てるという目標を掲げた英理女子学院が、本当に当初考えていたような教育が実践できているかを再度整理し・その実践に向かっていく時期です。

その時に、「本当に大切で、取り組む必要があること」を「徹底して行う」ことを重視していくそんな一年にしたいと考えています。

本年もどうぞよろしくお願い致します。