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理事長・校長日記理事長・校長日記iグローバル部

隈研吾先生より『建築家になりたい君へ』

先日、ある生徒から

「うちの学校の隣の(附属)幼稚園って、有名な建築家の方が設計されたんですよね?」

と質問されました。ずばり

「はい。隈研吾先生という方に設計して頂きました。」(ご興味ある方は、こちらをご覧ください)

と答えたのですが、その隈先生(新国立競技場や歌舞伎座、サントリー美術館や根津美術館など、日本を代表する建築を手がけられている建築家)がこのたび

 

 

『建築家になりたい君へ』(河出書房新社)という本を出版され、送ってくださいました。

実は隈先生は本校の最寄り駅の一つである「大倉山」のご出身。その大倉山での幼少期~大学院時代のアフリカ調査旅行~アメリカ留学、そして建築家としての仕事をどのように重ねていらしたのかなどを、非常に分かりやすく書かれています。

そして、日本を代表する建築家・隈研吾先生も、これまでの人生でさまざまな苦労をされてきたことも率直に紹介されています。

隈先生は、建築家にとって大切なのは

「広く興味を持って、広く学んで、普通の人でいること」

とおっしゃっています。

 

 

実際に隈先生と建築を通してご一緒させて頂いた私は、「普通の人」というその言葉に実感があるなと感じます。(世界的に有名な隈先生ですが、本当に気さくな方で、良い意味での「普通さ」(地に足がついていて、常識的であること)を持っていらっしゃる方だと当時から感じました。)

とても読みやすい本ですので、ぜひ皆さんも手にとってみて下さい!