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理事長・校長日記iグローバル部

今だからこそできること

コロナウィルス感染については、本校のある横浜でも完全に収束とはまだまだ言えない状況が続いています。

ゴールデンウィーク期間にあたる今週~来週にかけても、生徒の皆さんにも引き続き”Stay Home”を心がけていただければと思います。

心地よい季節に外に出ることもままならないというのは、残念ですが、社会を安全に守っていくために、一人ひとりの力を合わせる時ですね。

私自身は、4月29日と5月2日に、オンライン上で開催されている「女性のためのプログラミング講座」に参加しています。プログラミング言語の「C言語」を学んでいます!

printf(“%d”, 1+2);

さあ、書いてみましょう!と先生に言われた瞬間・・・

???print???oh???no…!!!xxx!!!

と心の中で叫びそうになり・・・

ませんでした!先生の解説がとても分かりやすく、しかも分からなかった場合にチャットなどで質問を書くとすぐにそれを答えて頂けたので、こんな私でも、

「それなりに理解できたかも?!」

と思いつつ1日目を終えることができました。

なぜ私が老体に鞭うって、プログラミングを学んでいるか - それは、これからの社会を生きていくうえで、テクノロジーがとても大切だと感じるからです。パソコン、スマートフォン、アプリなど日常的に、当たり前のように使用しているものは全て、私たち人間がプログラムを書くことで「このように動いて」という指令を出しています。特に今のように物理的な移動ができない時に、テクノロジーの力に大きく助けられていると日々実感し、これはやはり学んでおきたいという気持ちが強くなってきました。

私はもともと数学が超・苦手の「ド文系」でした。数学・理科は「もちろん苦手」、機械とかテクノロジーと聞いただけで「私には無縁の分野」と決めつけていました・・・が、世の中がテクノロジーの力によってこれほどまでに支えられていることをふまえて、これはもはや文系だからとか、苦手だからとか言っている場合ではない、しかも年齢も何も関係ない、とにかく学ぼう!と思い立ったのです。

今回、私は女性のITエンジニアの方が「女性にプログラミングを学んで欲しい」という想いを持って立ち上げられた女性だけ参加するグループで学んでいます。参加者は10代~50歳代の「全員女性」です。実際に参加してみて、ゼロからC言語を学んで、とても安心感がありました。どうしてもプログラミングとか、技術とかテクノロジーという言葉だけを聞くと「男性の世界」とイメージしがちで、男性と一緒のグループで学ぶと、きっと「私は女性だしダメでも仕方ない」と感じてしまうように思います。ですが、参加している方が全員女性となると、そのような気持ちは全く生まれて来ず、自然体で参加することができたように思います。

まだまだ最初の一歩を踏みだしただけの私ですが、いつか自分でWebサイトを作れたらいいな~などと妄想しているのです。みなさんも、「きっと無理」と思っていた気持ちを一度脇において、何かに挑戦するゴールデンウィークにしてみませんか。