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理事長・校長日記iグローバル部

インプット8:アウトプット2 – 英字メディアを使いこなそう!

昨日、神奈川私学の理事長校長研修会に参加してきました。

 

 

ゲストでいらした日本経済新聞社の木村恭子さんがお話されていた内容が、皆さんの語学学習にとても役立つのではないかと思いましたので、共有したいと思います。

 

 

 

木村さんは日経新聞の編集委員でいらして、かつBSテレ東の「日経プラス10」の月曜日、ラジオNikkeiのiNEWSにも出演されています。また今年の4月からは東海大学の教壇にも立たれており、非常に広い分野で活躍されています。(実は昨年の秋に、本校の取材にも来てくださって、日経の紙面で本校のSTEAM教育の取り組みについて紹介して下さいました。)

さて、その木村さんですが、昨日は「英語の学び方」というテーマでお話してくださいました。アメリカのBloombergという通信社でお仕事をされたり、日本経済新聞でも夕刊のStepUp Englishというコーナーを担当されたり、また英語学習について多くの取材を重ねていらっしゃる木村さんが、「外国語としての英語を学ぶ」ときのポイントをおっしゃっていました。

それはズバリ

インプット 8: アウトプット 2

という比率で学習することが大事だということです。もう少し分かりやすくいうと、まずは「大量に(8割くらいは)聞いたり読んだりして、英語を自分の中に取り込む」⇒ その上で、「2割くらいの割合で話したり書いたりして、アウトプットする」ということです。

実際に、子供の頃のことを思い出しても、周りの人が話している母国語をずっと聞き続け(大量のインプット)、ようやく何年かしてから少しずつ話し始める(アウトプット)というプロセスは、この「インプット8:アウトプット2」につながるものだと思います。

私自身が以前に英語を学んだときの実体験からも、このお話は非常に説得力があると感じます。私自身は、大学1年生の時に非常に多くのアメリカ映画を集中して見た(=大量のインプット)ことで、少しずつ英語を「話す」こと(アウトプット)ができるようになった、という実体験があります。

今はネットなどでも映画やドラマなどにふれることも簡単にできますので、ぜひ時間のある時に「大量のインプット」を心がけてみてください。(夏休み期間などはその絶好のチャンスです!)

また、日経新聞の夕刊にStepUp  Englishというコーナーもあり、時事ニュースを英語で読むことができます。またラジオNikkeiのiNEWSなどでも音声としての英語に触れることが簡単にできるそうです。インプットできる機会は様々ありますので、ぜひご活用を!