ライフデザインコース

衣食住など生活に関わる分野を実践的に学んで
服飾・食物・保育系への大学へ

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ファッションやフード分野を実習中心に学び、服飾・食物・保育系への大学進学を目指すコースです。

1年生ではファッション造形基礎、フードデザイン基礎など家庭科の基本的な科目を学び基礎力を身につけます。

2年生から、ファッション専攻とフード専攻にわかれ、それぞれ特化した科目を実践的に学びます。

進路の希望によって3年生では大学の受験科目または、家庭科専門科目を選択することが可能です。

【3年間の学びのポイント】

  • 1年、2年生では一週間の授業の約2/3の時間で一般科目を、約1/3の時間で専門科目を学習します
  • 専門科目では衣食住など生活に関わることを広く学びますが、“フード”または“ファッション”いずれかの専攻をより深く学びます
  • 3年生では“受験に必要な一般科目を学ぶ”または“専門科目を深く学ぶ”のいずれかを選択することが可能です

教育課程編成(2026年入学者 カリキュラム)

学びの特徴

実践的に学ぶ調理やファッションの基礎

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調理実習・ファッション製作を基礎からしっかり学びます。ミシンや包丁を触ったことがない生徒でも一から学ぶことができるので心配ありません。2年生からはファッション製作を主体とした「ファッション専攻」、調理を主体とした「フード専攻」に分かれて、より専門的に学習します。

家庭科関連資格

・全国高等学校家庭科食物調理技術検定 1級、2級、3級など

・全国高等学校家庭科被服製作技術検定 準1級、2級、3級など

3年生 学んだスキルを実際に表現する「ファッションショー」や「食事のおもてなし」

ファッション専攻の生徒は、文化祭で「ファッションショー」を企画・運営します。テーマに基づいて、自ら衣装をデザイン・製作・披露します。フード専攻の生徒たちは文化祭でテーマに基づいて大量調理を行い、当日提供をします。

ファッションショー

ファッションショーに関わる全てのことを生徒自らの手で作り上げます。
テーマやデザインなど、1・2年次に学んだことを応用して製作し、本番に向けてウォーキング練習などを行います。

  • 観る人に何を伝えたいか、どんなファッションショーにしたいかを考え、テーマを決定します。テーマに基づき、シーンのテーマを決定し、デザイン画を考えます。
  • デザイン画をもとに、採寸、作図をし、仮縫い後、縫製を行います。
  • シーンに合わせた音楽や演出、照明を考え、ポージング・ウォーキング練習を行います。
  • 当日配布するパンフレットやショーのオープニングムービーも素材を集め制作します
  • 舞台映えするヘアメイクを研究し、当日も自らヘアメイクを行い、本番を迎えます。

食事のおもてなし

お客様に喜んで頂ける食事を提供するために、生徒たちが自ら考え調理します。1・2年次に学んだ基礎をもとに展開していき、お客様に提供する食事のコンセプトを考え、試作を重ね、グループに分かれてプレゼンテーションを行い、よりよいものを目指します。

  • お客様に提供する心構えとコンセプトを考え、グループごとにプレゼンテーションを行い、話し合いを重ねていきます。
  • 価格調査や栄養バランスを考え、食事内容を完成させます
  • 学校内で試食会を行い、事前に評価してもらいます
  • 頂いたフィードバックをふまえて、食事内容を見直し、完成させます

3年間の集大成「フード・ファッション分野の追求」

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フード・ファッションに関することについて、1・2年次に学習した内容をより深く追求することや、新たな分野について学ぶために、自ら題材を見つけ、研究や制作をし、展示を行います。

一般受験に向けて受験科目を学習

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一般受験などで大学などに進学を希望する場合は、受験科目を組み合わせて選択し、受験準備を行います。

3年間の学び

1年生

ファッション・フードの基礎を学習

基礎を実践的に学びます。一から学ぶので、ミシンや包丁を触ったことがなくても安心です。被服分野・食物分野の基礎を実習を通して身につけます。

2年生

基礎をベースに専門性を学ぶ

ファッション専攻では、ブラウスやワンピースのデザインから作図、縫製を行います。フード専攻では、行事食や四季折々の調理実習だけでなく、献立作成からテーブルコーディネートをトータル的に学習します。

3年生

興味の追求 or 大学受験科目を学習

ファッション・フードを追求する「実践」・「研究」or大学受験科目を学習し、3年間の集大成として、ファッションショーや食のおもてなしを学ぶ「実践」の授業や、ウェディングドレスやおかしの家などファッション・フードに関わるかを自ら設け取り組む「研究」の授業があります。

ライフデザインコースの取り組み

子どもを理解する「保育基礎」

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「保育基礎」の授業では幼少期の子どもの発達を実習を行いながら学び、保育の楽しさを感じることができます。

本校には附属幼稚園があるため、「保育基礎」の授業で学んだことを活かし、ボランティア活動などを通して子どもと触れ合うことができます。

女性の生き方(キャリア)を考える「総合的な学習の時間」

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多くの女性の生き方を知ったうえで、自分なりの生き方(キャリア)を考える。
ーーそれがキャリア部の「総合的な学習の時間」です。例えば、「食物関連」の仕事に興味がある場合、インタビュー等を通して、その仕事の特色や課題などについて考えます。自らの生き方を考えるための土台を築きます。

ギャラリー

1年生

2年生

3年生

その他のファッション専攻・フード専攻の作品

ライフデザインコース(ファッション製作と料理)

在校生・卒業生の声

在校生の声

module_mix_caption 2年 N.H.さん

Q1. 進学予定の大学・学部学科、その進路を選んだ理由を教えてください。
私は小学生の頃から将来は衣装デザイナーになりたいという夢を持っており、早い段階から服飾について学びたいと考えていました。その思いから英理女子学院に入学し、3年間の学びを通して、さらに専門的な知識と技術を身につけたいという気持ちが強くなりました。進学予定の大学は、英理と同じように先生と生徒の距離が近く、質問や相談がしやすい環境が整っています。自分のペースで深く学びを進められる点にも魅力を感じ、この大学を選びました。


Q2. 英理女子学院での学びや活動の中で、進路や成長に役立ったと感じることを教えてください。
3年間、文化祭執行部として活動した経験がとても印象に残っています。行事をつくり上げる過程で、生徒同士の仲が深まり、協力して意見を出し合う大切さを学びました。話し合いがうまく進まなかったり困ったりしたときは、先生方が親身になってアドバイスをくださり、チームとして成長できたと思います。
人と協力しながら一つのものを完成させる楽しさや達成感を学べたことが、今の進路選択にもつながっています。


Q3. 受験生へのメッセージをお願いします。
まずは日ごろの授業を大切にし、しっかりと出席率を保つことが大事だと思います。英理では、それぞれの専門科目を基礎から丁寧に教えてもらえるため、最初はわからないことが多くても安心してください。少しずつ理解できるようになり、やがて応用にも挑戦できるようになります。
自分の「好き」を大切にしながら、焦らず一歩ずつ成長していけば、必ず夢に近づけると思います。

卒業生の声

module_mix_caption 2024年度 卒業 M.F.さん
杉野服飾大学
服飾学部・服飾学科 在学中

Q1. 進学予定の大学・学部学科、その進路を選んだ理由を教えてください。
私は小学生の頃から将来は衣装デザイナーになりたいという夢を持っており、早い段階から服飾について学びたいと考えていました。その思いから英理女子学院に入学し、3年間の学びを通して、さらに専門的な知識と技術を身につけたいという気持ちが強くなりました。進学予定の大学は、英理と同じように先生と生徒の距離が近く、質問や相談がしやすい環境が整っています。自分のペースで深く学びを進められる点にも魅力を感じ、この大学を選びました。


Q2. 英理女子学院での学びや活動の中で、進路や成長に役立ったと感じることを教えてください。
3年間、文化祭執行部として活動した経験がとても印象に残っています。行事をつくり上げる過程で、生徒同士の仲が深まり、協力して意見を出し合う大切さを学びました。話し合いがうまく進まなかったり困ったりしたときは、先生方が親身になってアドバイスをくださり、チームとして成長できたと思います。
人と協力しながら一つのものを完成させる楽しさや達成感を学べたことが、今の進路選択にもつながっています。


Q3. 受験生へのメッセージをお願いします。
まずは日ごろの授業を大切にし、しっかりと出席率を保つことが大事だと思います。英理では、それぞれの専門科目を基礎から丁寧に教えてもらえるため、最初はわからないことが多くても安心してください。少しずつ理解できるようになり、やがて応用にも挑戦できるようになります。
自分の「好き」を大切にしながら、焦らず一歩ずつ成長していけば、必ず夢に近づけると思います。

担当教員からのメッセージ

好きなことを楽しく学びましょう!

家庭科 矢吹 智美先生

ライフデザインコースでは、「楽しい」「好き」を専門的に学習していきます。知識や技術を身につけるだけではなく、家庭科の学習を通して新たな自分を発見することができます。目標が定まっている人も学習をより深めていくことができ、進路選択の視野も広がります。また、フード・ファッションの各専攻に分かれることで、さらに専門的な知識・技術を高められます。本コースでしかできない学びがここにはたくさんあります。想像(創造)が「かたち」になる魅力的な学びを一緒にしていきましょう。


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