ビジネスデザインコース
マーケティングや会計を学び実践的なビジネス基礎力を身につけ、4年生大学などへ進学を目指します。
ヒット商品はどうやって生まれるの?会社ってどうやって利益を出すの?
世の中の「なぜ?」を楽しく学び、あなたのステキなアイデアで人々の心を揺らします。
【ビジネスデザインコースの学びのポイント】
- 1年、2年生では一週間の授業の約2/3の時間で一般科目を、約1/3の時間で専門科目を学習します
- 1年、2年生で簿記・マーケティングを基礎から学び、検定試験にも挑戦します
- 3年生では“受験に必要な一般科目を学ぶ”または“専門科目を深く学ぶ”のいずれかを選択することが可能です
カリキュラム(2024年入学生対象)
※複数の科目が並んでいるものは選択科目です。
- 歴史特論(世界史特論・日本史特論)
学びの特徴
ビジネスマンから学ぶ「マーケティング」
リクルートやローソンなどでマーケティングのキャンペーンを数多く成功させたビジネスパーソンの先生から「マーケティング」を学びます。「効果的な店頭キャンペーンを企画する」など、実社会の課題に挑戦して、「人の心に訴えるマーケティング」の力を養います。また、大手企業で活躍された先生による授業では、マーケティングのほかにも、心に響くプレゼンの仕方や経済新聞の読み方など、あらゆる角度で情報をつかみ、より深くマーケティングを知る事ができるような授業が展開されています。
世の中のお金の動きを理解できる「簿記」
ビジネスの現場で欠かせない「簿記」(会社などのお金の流れを把握し、管理するうえでのルール)を学びます。全員が基礎から学んだうえで、簿記検定に挑戦します。高校に入学して初めて学ぶ科目ですが、分かりやすい授業や補習で、安心して学習が進められます。
より高度に深く簿記を学ぶ「財務会計」
1年生から学んでいる簿記について、より高度で複雑な内容を学習していきます。簿記検定の上級に合格すると、大学の総合型・学校推薦型選抜で有利になります。
高度なパソコンスキルを身につける「ビジネス情報」「ソフトウェア活用」(選択制)
選択科目の「ビジネス情報」「ソフトウェア活用」はビジネス文書検定や情報処理検定の上級を取得し、より実務で活用できるパソコンスキルを身につけます。
女性の生き方(キャリア)を考える「総合的な学習の時間」
女性の生き方を知り、自分の生き方(キャリア)を考える。それがキャリア部の「総合的な学習の時間」です。例えば「金融」の仕事に興味のある生徒の場合、インタビュー等を通して金融業界で活躍するうえでの課題などを考えます。実際の社会について学び、自分らしい生き方を設計します。
一般受験に向けて理科・社会を集中的に学習
一般受験を視野に入れている場合は、週に5時間「世界史B」「日本史B」「化学」「生物」などの一般科目を学び、受験の対策を行うことが可能です。
3年間の学び
1年生
「簿記」で世の中のお金の動きを理解
ビジネスの現場で欠かせない簿記を基礎から学び、簿記検定にもチャレンジします。初めて学ぶ科目ですが、分かりやすい授業や補習を行うので、安心して学習を進められます。
2年生
「マーケティング」で創造力・企画力を養成
「マーケティング」の授業では、アイディアを出し合ってコンテストに挑戦します。世の中に存在しない商品を考えるプロセスを体験することで、創造力や企画力が養われます。
3年生
進路選択制(ビジネス科目特化or大学受験科目学習)
ビジネス科目特化を選択した生徒は、大学の学校推薦型・総合型選抜や就職試験を有利にする、上級の簿記検定に挑戦し、ビジネス科目の専門性をさらに向上させます。
大学などへの進学を希望する場合は、受験に必要な科目を選択して受験準備を行います。
コース共通科目
ビジネスデザインコースの取り組み
実際に企業と商品協働開発
マーケティング的な発想を活かした取り組み
特別講師 野林徳行先生による実践マーケティング授業
在校生・卒業生の声
在校生の声
モノづくりに携わる仕事に就くために。
Q1.英理女子学院キャリア部に「入学した理由」や、在籍するコースを「選んだ理由」を教えてください。
英理女子学院に入学したいちばんの理由は学校説明会に参加した時にアンバサダーで前に立って話していた先輩の姿を見て私もこんなふうなかっこいい先輩になりたいと思いこの学校に入学しました。
Q2.「コースでの学び」で養われたと感じる能力、面白い・役立つと感じた授業や活動を具体的に教えてください。
マーケティングの授業を通してこの商品をみんなに知ってもらうためにはどうすればいいのか、どうしたら書いたいと思わせられるのかを日頃から考えるようになりました。
Q3.「先生」に対する評価や、印象に残っている指導やアドバイスについて具体的に教えてください。
簿記の試験前に先生から厳しく指導をいただきました。厳しいながらもとても親身になって指導をいただき無事に合格することができました。合格が発表された時に笑顔でおめでとうという言葉をもらいました。他の先生方にも合格を報告した際に自分のことのように喜んでくれたことがとても嬉しく印象に残っています。
Q4.入学前と現在の自分と比較して「成長したと感じること」は何ですか?また、成長を実感した「体験やエピソード」についても具体的に教えてください。
何事も自主的に行動するようになりました。挨拶はもちろんアンバサダーやロッテとコラボした活動など積極的に参加するようになりました。
中学校時は極度に緊張してしまい落ち込むことが多かったですがアンバサダーの活動を通して憧れてる先輩のように大勢の前で話せるようになりました。
Q5.卒業後はどのような「進路」に進みたいですか?「将来の目標や夢」があればあわせて教えてください。
看護師になるために進学を考えています。お母さんが看護師で小さい頃働いている姿をみて看護師に憧れました。一人一人の患者さんに寄り添える看護師になりたいです。
卒業生の声
ビジネスデザインコースで学べた事
ビジネスデザインコースで得たものは、社会人になった時に役立つと思います。
商業の検定はもちろんですが、今はPCの活用が当たり前の世の中になってきているので、その点でもパソコンに触れながらWord,Excelなどの使い方を学び検定を取得できる良い学びの場であると思います。
また、マーケティングの授業はどうしたら改善できるのか、どうしたらもっといい物ができるのかをより深く掘り下げて考え、仲間と一緒に新しい事や物を生み出すことが出来る授業です。他人の意見と自分の意見が噛み合わない事は当たり前ですが、そこをどう合致させていくかと言う所までが、この授業の重要なポイントだと思います。自分を成長させ、新しい自分の得意を見つけられるコースだと思います。
担当教員からのメッセージ
他の人にはない「スキル」や「アイディア」を身につける
ビジネスデザインコースでは中学校で誰も学んだことのない商業の科目を勉強します。そのため全員がゼロからのスタートです。英理で新しいことに挑戦してみませんか?
働く時に役立つ「スキル」(検定)を取得し、世の中の人に役立つ商品の「アイディア」を生み出す力を身につけましょう。身につけた「スキル」や「アイディア」は、大学進学後の講義や就職をして働く時に活かせます。社会で活躍できる女性になるための学びを一緒にしましょう!
教員プロフィール
早稲田大学政治経済学部卒業後、リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当。その後ローソンに入社し、執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。
主な実績:Loppi、PONTA、リラックマのお皿がもらえるキャンペーンなどの企画・実践。
その後、ローソンエンターメディア(ローソンチケット)代表取締役社長、株式会社レッグス取締役などを歴任。常に、カスタマー(お客様)の心を揺らし、「ステキ」創りをストーリーをもって実現することで成功に導く活動をしている。