情報デザインコース
ICTを活用して身の回りの情報をデザインすることを学び、
美術・デザイン系への大学へ
情報をわかりやすく整理し、美しく効果的に伝えるデザイン力を養います。社会の多くの場面で求められるデザイン力を身につけ、美術・デザイン系への大学進学を目指すコースです。進路の希望によっては3年生では、大学の受験科目、または情報専門科目を選択することが可能です。
【3年間の学びのポイント】
- 1年、2年生では一週間の授業の約2/3の時間で一般科目を、約1/3の時間で専門科目を学習します
- 専門科目ではデザインの基礎、コンピュータ―の知識・活用方法、情報の収集・活用方法を学び、プロと同じような平面や立体の作品制作に挑戦します
- 3年生では“受験に必要な一般科目を学ぶ”または“専門科目を深く学ぶ”のいずれかを選択することが可能です
教育課程編成(2026年入学者 カリキュラム)
学びの特徴
プロも使用するツール(ソフト)を活用し、デザインを基礎から学習
1年生はデザインの基礎を中心に学びます。また、デザインのプロが現場で使用するデザインソフト『Illustrator 』『Photoshop 』の使い方も学習します。デザインの基礎とデザインソフトを活かして、プロと同じように作品を創ります。
HTML/CSSとプログラミングで、表現の幅を広げる
2年生では、HTMLを用いたWebページ作りやPythonのプログラミングにも挑戦し、表現技法の幅を広げます。自分の描いたイラストや撮影した写真をWebページやアプリケーションに用いることが出来るのも、情報デザインコースならではの特徴であるといえます。
ポスター、パッケージ、アニメーションなど様々な作品をデザイン
2年生では“ パッケージデザイン”や“ポスター制作”などに挑戦します。「誰に」「何を」伝えるかを具体的にイメージした作品づくりを行います。
また、平面デザインだけでなく、写真、アニメーション制作や動画など様々な種類の表現方法を学びます。
一般受験に向けて受験科目を学習
情報デザインコースの専門を活かして、一般受験で情報・理数系の大学学部などに進学を希望する場合は、数学を選択して、受験や大学での学習の準備を行います。
高度な作品制作に挑戦し、ポートフォリオも制作
1、2年生で学習した美術の基礎や、デザインソフトのスキルを活かして、3年生ではより高度な表現に挑戦します。3年間の作品を1冊の「ポートフォリオ」にまとめて、学校型推薦・総合型選抜入試などに活用することも可能です。
3年間の学び
1年生
デザインの基礎やソフトの活用術を習得

専門科目では、デザインの基礎を中心に学びます。デザイナーが仕事現場で使用する『Illustrator』『Photoshop』の使い方も習得し、グラフィックデザイン作品の制作に取り組みます。
2年生
アニメーションやCGの表現方法も学習
さらに2年生の専門科目では、商品のパッケージデザインやPR用ポスターの制作などに挑戦。アニメーション、プログラミング、動画など、さまざまなカテゴリーメディアの表現方法も学びます。
3年生
ハイレベルな作品制作 or 大学受験科目を学習

より高度なデザイン表現に挑戦し、年間の作品を1冊の「ポートフォリオ」にまとめます。情報・デザイン系の大学学部などに進学を希望する場合は、受験に必要な準備を行います。さらに実践的なグラフィックデザイン・アニメーションについても学びます。
情報デザインコースの取り組み
文化祭(英理祭)パンフレットの「デザイン担当」
文化祭パンフレットやポスターのデザインを担当することもできます。デザインソフトを活用して、デザイン~印刷までを担当します。ポスターは神奈川県内の中学校にお送りしたり、パンフレットは数千名の学園祭来場者に配布します。学んだスキルを実際に役立てることのできる取り組みです。
女性の生き方(キャリア)を考える「総合的な学習の時間」
女性の生き方を知り、自分なりの生き方(キャリア)を考える。それがキャリア部の「総合的な学習の時間」です。例えば、「Webデザイン」の仕事に興味がある場合、インタビュー等を通して、その仕事の特色や課題について考えます。それらをふまえて、自分のキャリア設計につなげていきます。
3年間の集大成 卒業制作展
情報デザインコースでは3年生の3学期に卒業制作展を開催します。3年間のポートフォリオや作品を展示します。
生徒作品 ギャラリー
1年生 作品
2年生 作品
3年生 作品
在校生・卒業生の声
在校生の声①
情報デザインコース 3年 A.U.さん
Q1. 英理女子学院に「入学した理由」
知り合いが英理女子学院に通っていたことも入学のきっかけの一つですが、もともと私はパソコンを使って作業をしたり、動画や画像を編集したりすることに興味がありました。
学校説明会やオープンスクールに参加した際、情報デザインコースなら自分の「やりたいこと」をしっかり学べると感じ、このコースを選びました。
Q2. 英理で養われたと感じる能力、面白い・役立つと感じた授業や活動
1年次の「情報テクノロジー」の授業では、情報処理検定3級の取得を目標に、1年間かけてExcelの操作や活用を学びました。最初は難しく感じましたが、使い方を覚えるうちにできることが増えていくのを実感し、とても楽しくなりました。また、私は絵を描くことがあまり得意ではなく不安もありましたが、先生の的確なアドバイスや周りの友達の協力のおかげで、少しずつ自信がついてきました。苦手なことにも挑戦することで、自分の成長を感じられています。
Q3. コースの特徴と、受験生へのおすすめポイント
情報デザインコースでは、普段あまり使うことのないアプリケーションソフトを使ってデザインをしたり、身の回りのものをよく観察してデッサンをしたりすることができます。デザインやコンピューターの基礎から丁寧に学ぶことができるので、絵を描くことやパソコン操作が好きな人はもちろん、苦手な人でも安心して取り組めるところが魅力です。
Q4. 卒業後の進路や将来の夢
将来のことはまだ明確ではありませんが、情報系の分野には強い関心があります。
一方で、最近はもっと幅広い分野にも興味を持つようになったので、卒業後は情報とデザインの両方を学べる大学に進学したいと考えています。
将来は、たくさんの人を笑顔にし、喜んでもらえるような仕事がしたいです。
そのために高校3年間で苦手なことにも積極的にチャレンジし、「できる」を増やしながら、自分の視野を広げていきたいと思っています。
在校生の声②
情報デザインコース2年Y.T.さん 東京都立目黒区第十中学校 出身
私は、デザインの専門的なことをいちから学べる点や、美大受験率も高い点に惹かれて本校への入学を決めました。
情報デザインやデジタル実践の授業では、課題完成後に作品の講評時間があり、クラスメイトの作品を見たり、先生からアドバイスをもらうことができます。自分の作品を客観視でき、考え方や技術の成長につながっているなと感じています。
本校には、生徒に熱心に向き合ってくれる先生方がとても多く、チャレンジする場も多いので、成長できる機会がたくさんあります。
将来は美大に進学し、グラフィックやプロダクトなどのデザイン関係の仕事に就きたいと考えています。
卒業生の声
S. H.さん 2025年度 卒業女子美術大学 芸術学部 在学中
Q:女子校という環境に対して、入学前と後で印象の変化はありましたか?
とても過ごしやすい環境で、のびのびとできた学校生活でした。女子生徒しかいない環境は最初は不安でしたが、こんなに過ごしやすい環境はないと思えるほど良い体験でした。その人の人となりを見てくれる人が沢山いて、人の視線を気にしなくていい環境だったからこそ、「自分は意外にもこういうことが得意なんだ、できるんだ」という発見も多くありました。
Q:情報デザインコースを選んだ理由と、実際に授業を受けてみた感想を教えてください。
一度絵やデザインをしっかり学びたいと考えたからです。小さい頃から絵を描いたりポスターを考えたりするのが大好きで、将来はデザインに関わる仕事をしてみたいと思っていました。絵を学んだことがないのが悩みの種でしたが、本コースは基礎から本格的に学べる理想的な環境だと思い入学しました。授業では「絵・デザイン」と「パソコン技術」を学びます。どの授業も基礎から丁寧に教えてもらえます。デザインの授業は、課題に取り組む中で「やっぱり楽しい!もっとやりたい!」と思えるほど、多くのことを吸収できる充実した時間でした。
Q:卒業後の進路として「大学進学」を選んだ理由と、将来のビジョンを教えてください。
将来はグッズ制作やデザインに関わる仕事に就きたいという明確なビジョンがあったので、よりその夢に近づける学校に進みたいと考えました。単に絵を描くだけでなく、企画を立案したり、グッズ全体をプロデュースしたりと、仕事の主軸を担える存在になることが目標です。自分の好きな「考えること」を形にしていきたいです。
卒業生の声
2024年度 卒業 M.S.さん女子美術大学・芸術学部
アートデザイン学科 在学中
Q1. 進学予定の大学・学部学科、その進路を選んだ理由を教えてください。
進学を意識するようになったきっかけは、高校2年生のときに出場した絵の大会です。
自分の描いた作品をたくさんの人に見てもらえたことが本当に嬉しく、いただいた反応や感想を通して「自分の絵で誰かを幸せにしたい」と強く思いました。ゲームや漫画、キャラクターデザインなど、どんな形でも自分の絵が誰かの心に響くような作品を生み出したいという気持ちから、今の大学を志望しました。
Q2. 英理女子学院での学びや活動の中で、進路や成長に役立ったと感じることを教えてください。
英理女子学院は、他の学校に比べて専門的な分野を多く学べるところが魅力です。自分の「好き」を中心に学べるので、毎日の授業がとても楽しく感じられました。特に情報デザインコースでは、授業のたびにイラスト制作に取り組むため、自然と描く力がつきます。1年生の頃と3年生の今では絵柄や表現力が大きく変わり、自分の成長を実感できたことが嬉しかったです。
Q3. 受験生へのメッセージをお願いします。
受験期は、まわりからいろいろなプレッシャーを感じることもあると思います。でも、そんな中でも自分の夢に向かって努力を続けていることは本当にすごいことです。結果がどうであっても、きっとあなた自身の未来は素敵なものになるはずです。どうか自分を信じて、最後まであきらめずに頑張ってください。
担当教員からのメッセージ

美術科教員 赤塚朋子先生
目に見えないものに姿を与えて、人と人を繋ぐ、心と心を結ぶ力が、あなたにはある。
情報デザインコースは、イメージを形にする力を磨いていきます。形のない「感情」や「感覚」を形にする力は、モノとヒト、人と人を繋ぐことができるコミュニケーションの力です。デザインとアートを通じて、あなたの世界を、ここ英理で育てていきましょう。

