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30歳で何を持ち、何をして、どうありたい? – 慶應義塾大学福原ゼミとの授業

今日で期末試験が終了しました。試験ができた人も、思うようにできなかった人も、まずはお疲れ様でした!

そして、試験の後の午後にiグローバル部2年生は、慶應義塾大学経済学部福原研究室の皆さんとの「探究」協働授業の最終回を受講しました。

Society5.0の社会で、どのようにキャリアを築くか

というのが、この授業のテーマでした。これまでSociety5.0について、AIの発展していく世の中について、レクチャーを受けたり研究室の学生さんたちが準備してくれた動画などを見るなどしてきました。そのうえで、今日はその社会を生きていく生徒たちが

将来のビジョン

より具体的に30歳で何を持ち(have), 何をして(do), どのようにありたいか(be)

を考えて行きました。

すでに明確に将来のビジョンが定まっている人もいれば、まだ「やりたいことが見つからない」という人もいます。また、ビジョンを定めるうえで大切なロールモデル(こうなりたいというお手本)についても、明確に”この人!”と言えるロールモデルがある人と、無い人と差がありました。

こういうものを持ち、これをして、こうでありたいという想いを描かなければ、そのようにはならないですが

その前提として

こうありたいという理想の人や、世の中にはこのような仕事があるという多くの情報・事例を見たり聞いていないと(inputがないと)、そうした目標は思い描けません(outputできない)。

なかなか将来のやりたいことや、お手本が見つからない、という生徒たちの声はしばしば耳にしますが、そのような皆さんは、まずは「考えなくちゃ」から始めるのではなく、

  • 世の中にはどんな人がいるのかな
  • 世の中にはどのような仕事があるのかな

という実例を、できるだけ多く自分から目をあけてみる習慣をつけてみましょう。そうすることでinputが増えると、より具体的に「これは面白そう」「こういうことを将来したい・こうだったらいいな」というイメージが描けるようになると思います。

福原研究室の皆さんからは、そのための大きなヒントときっかけを頂きました。1学期間、まことにありがとうございました。