今日は、1年生の生徒たちが、SDGsについて元国連職員の大崎麻子さんの講演を聞かせて頂きました。
SDGsのお話の前提として、今世界がどのような状況に直面しているかについて冒頭お話をしていただきました。世界は今、
①グローバル化
②気候変動
③人口動態の変化(少子高齢化など)
④技術革新
などの大きな変化に直面しています。実はこのお話を昨年、1年前の1期生の生徒たちにもしていただきました。しかし、1年後の今年はコロナウィルスの感染拡大という問題が予想もしない範囲とスピードでグローバルに広がってしまいました。
こうした①~③の課題を、④のデジタルの力を活用していかに解決できるかを考えるのが、これからの社会を背負っていくみなさんには求められているということをうかがいました。
そしてSDGsについてです。
2015年に国連で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals)は、17つのゴールが設定されていますが、
実際には
「環境」「経済」「社会」
という3つに大きく分類することができます。
これらの課題を若い世代がどんどん解決していこうという空気が強くなってきているお話を、最近の事例(Youth30 × SDGsのお話や、#Blacklivesmatterなどのお話)とも関連付けて解説してくださいました。
大崎さんのお話の後に、「質問がありますか?」という問いかけに対して、1年生からは積極的に質問が出てきました。
今までに大崎さんが訪れた国の中で、もっともひどいと感じられた国はどこでしたか?
女子サッカーの発展と女性の社会進出にはどのような関係がありますか?
日本と海外ではLBGTについての教育に違いがあるように感じますが、大崎さんからご覧になってどうお感じになりますか?
質問ができるということは、他の方の話をしっかり聞きながら考えているということです。さらに、質問するには勇気が必要です。1年生は考えながら人の話を聞くこと、そして自ら行動することが身に付きつつあるように感じ、頼もしいです。
さて、このお話をふまえて、これから「私が解決したい&できる世界の課題」について探求をスタートしていきましょう。
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