昨日の1年生ロングホームルームの時間に、「Zoomで世界とつながろう」の4回目が行われました。
このセッションでは毎回世界に羽ばたいた方々(社会人)がゲストとしてZoomレクチャーに参加。そこで生徒たちに向けて、ご自身の人生経験・世界で学んだことなどについてのお話をしていただいています。
昨日のゲストは、外資系の会社で人事のお仕事に携わっていらっしゃる女性(日本人)の方でした。幼少期をドイツで過ごされ、その後日本の高校で学んだ後、日本にあるテンプル大学日本校を卒業されました。そして現在の会社で人事のお仕事をされているとのこと。
今回のゲストの方(Iさん)は、大学1年生くらいまでは、自分が将来何になりたいのか、全く分からなかったとおっしゃっていました。ですが、テンプル大学さんの授業には(企業や団体などでの)インターンシッププログラムというものがあり、大学時代にいくつもの企業でのインターンを体験されたそうです。(皆さんも、ぜひそのような機会を見つけて体験されると良いですよ、とのこと。実際、大学生だけでなく、インターンの体験をしている高校生もいますよ、ぜひ夏休みなどの期間に挑戦されてみてはいかがですか?とのお話でした。)
そして、最終的にはそのインターンを経験した企業の中で、一番「人」に関心があるということが分かって、現在のお仕事に就く決断をしたそうです。
Iさんは、この授業のテーマである”世界に羽ばたく”ということが、ご自身にとってどういうことなのかについてもお話してくださいました。
Iさんにとっては、「世界に羽ばたくということは、多様な価値観を共有しあう、他の人を受け入れて自分の意見を伝えることだと思います。」とおっしゃっていました。そのために英語というツールを使えることはとても大切だけれど、英語だけができれば「世界に羽ばたいているか」というと、そうではないと考えます、とのこと。(←私も全く同感です。)
そのように、多様な価値観を共有する、他の人を受け入れるためには、Get out of your comfort zone(自分の日常、当たり前から一歩踏み出)してみて、自分に挑戦することがとても大切だと思います、とおっしゃっていました。
Iさんのお話されていたことに、本当に共感しました。
Get out of your comfort zone.
皆さんがこれから生きていく社会は、より複雑に絡み合い、世界中のさまざまな人とたくさんの利害調整をすることが求められるでしょう。そのような社会では、何より”自分が慣れた安全なゾーン”以外にも果敢に出ていくこと、自分で限界と思っていることを乗り越えて挑戦することが非常に大切です。今日のお話を、ぜひこれから生きていくときに、思い出して欲しいと感じました。
お忙しい中、Zoomレクチャーにご協力頂きましたIさん、ありがとうございました。
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