今週も1年生のロングホームルームの時間に「Zoomで世界とつながろう」3回目が開催されました。
昨日の特別ゲストはアメリカ(ニューヨーク州)在住の女性サイエンティストの方でした。
とりわけ女性が少ないといわれる理系(Science)の学問を学ぼうという時に、アメリカの大学を進学先にされたのはどのような理由か、実際にアメリカでサイエンスを学んで感じることはどのようなことか、これからのキャリアをどのように進んでいきたいか、などについてお話をしてくださいました。
理系の女性のことを、日本では「リケジョ」と呼んだりしますが、そもそもこのような呼び方をすること自体にも「理系に進学する女性は変わっている・少ない」というバイアスがあるのではないかというお話もされていました。
アメリカで研究をするということは、日本で学ぶよりも「自由度」が大きいと感じられることが多いとおっしゃっていました。例えば、日本の理系研究室では、指導教官の専門分野についての研究を若い研究者や学生がサポートするのが一般的なのに対して、アメリカの研究室では若い世代が興味を持ったテーマを自由に追求することができやすい、とのお話をうかがいました。
このロングホームルームの授業に参加していた本校教員で「理系の女性の」先生がいましたので、日本の理系分野の大学でのお話との比較なども聞くことができました。
「女性だから」という理由なしに、誰もが自由に学んだり仕事することができたら良いと思います。女性がみな、力を合わせてそのような社会を創って行きたいと、私個人も感じました。生徒たちも「自分もガラスを壊して頑張りたい!」という感想を書いている生徒もいました。
こうした新たな発見が毎週できることに感謝しています。今回もゲストの方は朝2時にニューヨークからZoom Meetingに参加してくださいました。本当にありがとうございました。
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