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iグローバル部

女性が生きていくということ

2019/6/3

先週、仕事でアメリカに出かけました。その際に、飛行機の中で見た映画や、アメリカの本屋さんで手に取った本から、「女性が生きていくということ」について深く考えることになりました。

まずは飛行機の中で。数ある映画の中から”Hidden Figures”(邦題は「ドリーム」)をたまたま見ることにしました。これは、2年前くらいのアメリカの映画で、人種差別の激しかった時代に、NASAの宇宙開発の成功に大きな貢献を果たした3人の黒人女性がいたことを描いた実話に基づく映画です。

何をするにも(街中のバスの中での乗車位置も、職場での席も、トイレの位置さえも)すべて白人・有色人種で区別されていた時代に、NASAに非常に優秀な黒人女性たちが勤務していました。激しい人種差別の中で、それでも彼女たちは実力を発揮し、宇宙開発に少しでも貢献しようと奮闘する物語です。彼女たちのエネルギー、情熱に心から感動を覚えました。今の女性たちの社会進出の度合いからは考えられないような状況があったわけですが、それでも(あきらめるのではなく)とにかく前進しようとする姿に心を打たれました。そして、こういう先人たちの奮闘があったからこそ、今の時代の女性の姿があるのだと感じました。

 

また、アメリカの書店で、メリンダ・ゲイツさん(マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツさんの奥様で、ビル&メリンダゲイツ財団代表)の本”The Moment of Lift – How Empowering Women Change the World”という本にも出会い、帰りの飛行機の中から読み始めています。

メリンダさんは現在「ビル&メリンダゲイツ財団」(世界最大規模の慈善団体)の共同代表を務めていて、世界中の課題の解決に向けて行動されています。途上国の女性たちの貧困、健康、経済的な状況の改善などをめざして様々な行動をされていますが、彼女が世界中で実際に様々な女性と対話して知った過酷な状況なども紹介されています。先進国に住んでいる私たちにとっては信じられないような状態が、今なお世界に存在するということに非常に驚きます。と同時に、この解決のために一人ひとりに何ができるのだろうかということも考えるきっかけになりました。

 

 

いま、女性の私たちが生きている背景に、過去の女性たちの大変な苦難の歴史があったこと、そして今なお途上国では女性が過酷な状況の中生きていることを知りました。改めて私たちに託されている課題は大きいと感じています。

国連が2030年までに解決しようと世界中に呼び掛けている17つの目標、Sustainable Development Goals (SDGs)の中にも、女性の直面している課題を解決する項目があります。女性として現代~今後の社会を生きていく私たちに、どんなことができるのか、考えてみる非常に良いヒントになりそうです。

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